『打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?』という発想はマーケティングでも大事

『打ち上げ花火、下からみるか?横から見るか?』という映画はご存じですか?最近だとアニメの方が有名ですよね。実写版では、12~13歳ころの奥菜恵がでていて、そりゃもう超美少女だったのを覚えています。
余談ですが、高校生から大学生にかけて、奥菜恵が大好きでした。

さて、なぜこの映画がマーケティングに大事なのか?これは別に映画が大事というわけでもなく、花火が大事というわけではなく(笑)
何が大事かというを、

視点

が大事なんですね。

それを伝えるのにこの映画のタイトルを持ち出しているだけなんです。映画の内容も実は全く関係ありません(苦笑)

その視点。物を見る角度だったり、見方と言ったりもしますが、それで売れかなったものが売れたりすることがあります。

例えば、刻み海苔を切るハサミがあります。

パール金属 彩創 きざみ海苔ばさみ 5枚刃 HB-655

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もともと刻み海苔を切るためのものですから、用途も限られており、買う人も飲食店関係者だけでした。しかし、違う用途で使われてバカ売れしたそうです。何かわかりますか?

そうです、シュレッダー用のハサミです。
私も、最初にこのハサミを見たときは、刻み海苔を切るハサミだとは全く思わず、シュレッダー用のハサミだと思いました。
ちょっと忘れてしまいましたが、何万本も売れたそうです。すごいですよね。

まさにこの視点を変えることで違うビジネスチャンスが広がる、ということはよくあります。例えば、眼鏡ふきだったものが、顔をきれいにするのに良いということで売れたり。(東レが出していた「トレシー」だったと思います)

ダイエット器具だったものを、高齢者向けの足腰を鍛える器具として再ヒットしたり。(これは私が昔いた会社で実際にあった話です)

最初から「この商品はxxxだ」と決めて売るのもいいですが、時には違う視点、角度からみてることにより、

違う売り方、ターゲットを見つけ出せる

こともあります。
売れないとあきらめる前に、違う角度視点でみてみると、何かヒントが見つかるかもしれません。