インターネットなどで目にする無料施策はやったほうがいい?

インターネットなどでよく見る「無料施策」。とくに、動画サービスや健康食品や化粧品といった通販で目に触れることが多いと多います。

でも、

  • こんなに無料でやって大丈夫?
  • 無料施策って利益ちゃんとでているの?
  • 無料は少し怪しいと思われそう

と不安に思う方も多いと思います。

そこで、今回は「無料施策はやったほうがいいかどうか」について、言及したいと思います。

無料施策とは?

無料施策とは、企業側からすると、無料で何かを提供し、その後有料で商品を買ってもらうことを狙いとした施策のことを指します。専門用語でいうと、「フロントエンド」といい、その後の有料の商品を「バックエンド」と言います。(今回そちらについては割愛させていただきます)

よく見かけるものは、NetflixやHuluなどの初月無料で2ヶ月目以降に課金されるものや、コスメや健康食品などの無料サンプルを数日分提供し、その後定期商品に促したりするものがあります。 

他にも、BtoBだとホワイトペーパーや事例集、無料セミナーなどがあります。

無料施策の効果

この無料施策は、一般的に2ステップマーケティングと呼ばれており、とくにインターネットを中心としたビジネスでは、非常に効果的だと言われています。なので、インターネット上ではこのやり方で商品やサービスを売る企業が多く、あなたも様々なサービスでこのモデルを取り入れた広告を見たことがあることでしょう。

しかし、無料施策が万能かといういうとそうではありません。

たしかに、顧客側からすると、購入前にサンプルなど一度お試しで使えるというメリットがあるので、いいですが、企業側からすると、有料顧客に引き上げなければ利益に繋がらず、意味がありません。

加えて、無料で商品を購入した人は、「無料だからとりあえずもらっておくか」という顧客も多く、有料顧客になってくれる人がそもそも少ない可能性が高いです
これもよく言われるのですが、無料で購入最多顧客は、次も無料を求めたり、有料顧客にするために労力がまたかかると。

そのため、無料施策でうまく行かなず、有料顧客かできずに、無料施策をやめてしまるケースも多々発生しているのが実際のところです。

どういうサービスなら向いている?

ではどういうサービスなら向いているのか?ずばり、商品に自信があるところだと思います。無料きっかけでも、この商品がいい!と強く感じたのであれば、そのままお金を出してくれる可能性が高いです。

よく言う「一度使って貰えればわかる!」という自信があるようでしたら、ぜひ無料施策を試してみるのがいいでしょう。

また、先述の通り「無料は次も無料を期待する」ということもあるので、最初から少額でもお金をいただくことを考えるのも1つです

100円、500円、1,000円、送料だけ、など、ここでお金を払ってくれる人は、商品が良ければ次も払ってくれる可能性が高いからです。

もしあなたのサービスに自信があるなら、無料施策を試しにやってみることをおすすめします。
また逆に、サービスに自信がないのああら、無料施策は見送ったほうがいいでしょう。

更にいうと、無料施策でも購入がされない場合は、その商品そのもの見直したほうがほうがいいでしょう。

無料施策は両刃の剣です。その点踏まえて、実施するか検討してみましょう。