既存顧客を大事にしてますか?

以前、とあるマーケティングのメルマガでこんな内容のことが書かれていました。それは
「保険の営業マンに通じるところが他のビジネスにもある」
というような内容でした。

どういうことかというと、ざっと以下のようなことが書かれていました。

  • 生命保険の営業マンから数年ぶりに連絡があった。
  • 内容は、追加で保険に加入して欲しいという営業。
  • 契約してから連絡はほぼなかったのに、急に営業の連絡。
  • そもそも、そこまで関係性が構築できてないし、前に加入してから連絡もないのに、急に営業かけられても。。。
  • これって損している。日頃からもう少しケアしてくれて、良い関係が築けていたら、耳を傾けたかもしれないのに。
  • 同じようなことが他の仕事にも言える。買ってもらったら何もしないで、忘れたころに営業かけてくることが多いので、そうならないように日頃からコミュニケーションを取ることをしたほうが良い。

実はタイムリーに、この人と同じように保険の営業をかけられてまして。そして、自分も同じようなことを思っていたのところでした。

「いや、保険の話でしょ?」
と思う人も多いかもしれません。自分にはあまり関係ないよと。
でも、これは笑いごとではありません。

実は、この営業マンと同じように、
買ったらそれっきりで放置してしまう営業やサービスって結構ある
と思いませんか?

頑張って営業かけて、広告かけたりして購入してお客さんになってもらったのに、その後なにもしない。力を入れるのは、また新しいお客さんを獲得することばかり。。。
そうなるとどうなるかというと、既存のお客さんは、あなたの会社のことを忘れてしまうんですよね。
だから、また関係づくりから初めてお客さんになってもらうことをしなくては行けない。
それと同じことなんですよね。

好きな人と付き合いたいから、頑張ってアプローチして、ようやく付きあるようになったのに、その後放置したらどうなると思いますか?
もちろん、振られてしまいますよね。

新規顧客に励むことはもちろん大切です。しかし、新規顧客獲得は既存顧客に商品を買ってもらうためにかかるコストの5倍以上かかるなどと言われています。そう考えると、もっと既存顧客を大事にしなくていけませんよね。

例えば、通販など不特定多数を相手にしている場合も、購入からしばらくの間、使い方に関する案内をメールでするとか。数ヶ月後にサポートの連絡をしてみるとか。
パーミッションを許可してない場合、どこまでできるかは要確認ですが。

今一度、すでにあなたのお客さんとなっている既存顧客との関係を構築することも、くれぐれも忘れないようにしてくださいね。