リスクリバーサルをご存知ですか
「リスクリバーサル」
という言葉をご存知ですか?通販などをやられている方なら、馴染みがあることかと思います。元は金融で使われたいた用語のようですが、マーケティングにおいては
「見込み客に対し、購入に対する金銭的・心理的なリスクを取り除くこと」
というように理解されています。そして、このリスクリバーサルは、あらゆる業種で有効な施策になります。
見込み客の中には、商品の購入に踏み切れない人が多くいます。
- 「いい商品だとは思うけど、自分が使いこなせる自信がない」
- 「試して見てから判断したい」
- 「本当に効果があるのか、使い勝手がいいのか、まだ不安がある」
- etc。
きっとあなたも、このような経験をしたことがあると思います。このような心理を払拭させるため、お客様に安心して購入いただけるようにしたのが、このリスクリバーサルです。
代表的なものを上げると
「返金保証」
などがあげられます。よく通販でみる、「使ったあとでも●日以内なら返金OK」というものです。一度使って、試しても返金対応に応じてくれるのは、買う側からするととてもありがたいですよね。
ただ、売り手側からすると、「いや、そういうことやって利益だせるの?」という疑問が湧いて来ることかと思います。返金率が100%だったら大打撃ですからね。
商材にもよりますが、返金率は1桁パーセントが多いと言われてたりしています。
私の経験では、5%をきることが多かったのですが、少し問題を抱えた商品だと、10%以上になるケースも有りました。
もし、あなたが自分の商品に自信があるようでしたら、リスクリバーサルを入れて販売してみるのもありです。ただし、やる前に返品率を想定し、利益がどうなるかをシミュレーションしてから判断する必要があります。どのぐらいまでなら許容できるか、線を引いて置くのがよいでしょう。
また、あくまでシミュレーションなので、うまく行かないこともあります。
その場合、大々的にやってしまうと大きな損失に繋がりますよね。
その場合は、先に一部のお客様限定で試しにやってみるのもありだと思います。
そうすることで、万が一返金率が高くなったとしても、被害を最小限にと止めることができます。なかなか集客数が増えない場合、可能ならリスクリバーサルをためにしてみることをオススメします。