メールマーケティングはもう古い?

メールはもう古い

ということをよく聞きます。

結論からいうと、そんなことは全くありません。

ある海外の調査によると、59%のマーケターが売上アップを目指すなら、メールが有効なチャネルと考えているようです。

また、SEOについてROIが高いといわれています。なので、売上アップを図るなら、メールは間違いなく有効です。

なぜ有効か?
基本的に、メールはパーミッション(許可)を取って送ることになっているので、読みたくないものは配信停止するし、読みたいものだけを購読するようにユーザーが選んでいる。
すでにこの時点で、興味関心は高いと言えます。

でも、実際には意図せず受信したり、あまりチェックしないでゴミ箱に捨てられてしまうのも事実。読んでもいいな、と思っていても、全部目を通すかというとそういうわけにはいかない。

購読者は大量の届くメールの中から、

時間がない中で読む・読まないの判断をし、読むと決めたものだけ読んでいる。

そういう仕分け作業を最初にしていると考えた方がいいです。

となると、大事になってくるのは何か?やはり

「件名」と「差出人」

になります。ここをみて、まず読むか読まないかを判断します。中身をいくら頑張っても、ここで読みたいと思わせないと開封もしないし、本文も見られないし、クリックもしない。

しかしマーケッターは、

メールの本文を頑張って作るが、件名や差出人はあまり力を入れていない

ように思われます。特に、「差出人」は毎回ほぼ同じ。会社によっては、ルール上変更できない場合もあるが、変更できるならテーマなどに沿って変えてみるのもありです。

例えば、アパレル通販の会社だったら、

差出人:ABC株式会社

差出人:アウター着こなし塾

などにする。

会社名だと、「またセールの案内?」と思うかもしれませんが、後者だと、
「着こなし方教えてくれるの?」
となるのでちょっと読んでみようと思う。第一次関門である「仕分け」を突破できるのです。

見込み顧客(既存顧客)含め、お客さんと直接コミュニケーションが取れる貴重なメディアです。効果が悪い、うざいと思っていると思いこまず、読んでもらうにはどうしたらいいか。
特に

件名と差出人

を改めて見直してみることをおすすめします。